2016年2月27日土曜日

第68回卒業式

2/28(土)


12名の選手と2名のマネージャーが赤穂高校サッカー部を巣立っていきました。




頼りがいのあるマネージャー2人。

後輩に伝える2人のメッセージにはたくさんの温かさが…。

マネージャーとしていつも周りに気遣ってきた2人ならではの言葉。

選手以上に自立した素晴らしい存在でした。



先生との衝突。

「納得いかないですよ」のエピソード。

それは一生懸命向き合った証。

卒業を迎えた彼は苦しい思い出をこんな風に振り返られるほど成長していた。



「腹立つこともあったけど」

またも先生との確執の話…笑

情に厚く、後輩をかわいがる。

教師として戻ってきて一緒にサッカーできる日を楽しみにしてる。

最後の言葉までたくさん気づかされる。



うるんだかわいい瞳。

どぼけたキャラ。

あなたはいつまでもその調子。

愛されるその笑顔は君を助けてくれるよ。




「できる練習しかできなくて…」

滝二戦での骨折を機に怪我に泣かされた高校サッカー。

そんな中でも頑張ってた姿はいつも見てた。

受験勉強の頑張りは胸を張っていいんじゃないか。




「本当は水泳部に入りたかった。」

そんなやつおる?

一生懸命こそがかっこいい。

少しは気付いてくれたかな。

サッカーで、受験で得た経験、後悔。

まだまだこれから。もっと羽ばたける。




「引退の時に涙が出なかった。」

その経験を悔しいと思えた彼。

彼の未来は明るい。




「900mを5本。」

体育館に入場するときから緊張して変な歩き方になってた照れ屋さん。

自分を出すのって勇気いるよな。

愛情の裏返しになったその言葉。

でもちゃんと伝えることができた君は少し成長した。




「一生懸命やってくれた先生やマネージャーに結果という形の恩返しができなかった。」

こちらこそ。一生懸命だった君たちに結果を残せてやれなかった。

今度は指導者として、一緒に夢を追いかけよう。




「僕の慢心を見逃さず、試合で使ってくれなかった。でも3年になってから必死に努力したことも見逃さず試合で使ってくれた。」

自立した選手。

勝負できる部分で一生懸命勝負してた君を試合で使わないわけにはいかなかった。

よく頑張った。




「みんなと頑張ることの大切さを知った。」

不器用だけど一生懸命な副キャプテン。

みんなその努力を知ってた。

試合に出れなくても、腐らず、変わらず。自分のできることを一生懸命。

何度もピンチを救ってくれた。

タイトルももたらしてくれた。



「後悔」

泣き虫副キャプテン。

それだけ自分に向き合った。

いつもストイックだった。

家に帰ってからも一番走った。

口下手で涙もろいけどいつも背中で語る。

努力は何かを変える。彼から教わることも多かった。



なんといってもキャプテン。

自分にも周りにも求めるものは大きい。

チームを引っ張った。孤立したこともあった。

大学で活躍して次のステージへ。

夢は見るものでなく叶えるもの

諦めるな。



しんどくても、辛くても、うまくいかなくても。

チームのために励ましながら

練習に、トレーニングに励んだ学年。

高校サッカーでの結果はついてこなかったけど

努力し続けることで

もっと大きな結果を得られる。

たくさんの個性があり仲の良い君たちに

明るい未来を疑わない。

縁を大切に、恩を感じて、誰かのために、一生懸命に。

しんどい時に力が発揮できる人に。

3年間、ありがとう。お疲れ様。

Wherever you are

赤穂高校サッカー部



兵庫県立赤穂高等学校

サッカー部 監督 田中 邦衛
















2016年2月22日月曜日

2016西播リーグ3節

2/20(土)@播磨光都サッカー場


西播リーグ1部

赤穂A 1-3 龍野A (0-1)(1-2) 40分×2

得点:田口(高浜)



西播リーグ3部

赤穂B 4-2 網干 (2-1)(2-1) 40分×2

得点:中田晴(山根)、山形、中田晴(谷口)、真島(山根)


<赤穂A>






3節。完敗。


相手のプレッシャーにほとんど顔があがらず、2人目、3人目の関わりができない。

関わる距離が遠く、連動できない。サポートが遠く、攻撃時のバランスが悪いため、守備でも後手を踏む。

個の部分でもほとんど劣勢。

ギャップで相手を見ながらボールを受けれる選手が2、3人しかいない。

雨の影響で止まったプレーが多く、守備バランスを崩すフリーランニング、アクションがない。



戦える選手が少ない。

チームとしてのまとまりもない。




このたくさんの課題にどう向き合うか。リーグ戦は学年末考査期間のため、一時中断。

この中断をプラスに3月の3節をどう戦うか。

西播リーグ1部 0勝2敗 勝点0 8位




<赤穂B>





ナイスゲーム。


序盤からチームとしての勢いを持った良い雰囲気で戦えた。

練習での取り組みが形となってサイドから得点。

セットプレーから追加点。

何度かセーブするも弾いた後を詰められて失点。


2-1で前半を折り返す。


後半開始早々、PKを献上し同点に追いつかれる。

雰囲気が悪くなり、苦しいゲームになるも、キャプテン山根を中心に2年生がチームに声をかけて勢いを取り戻す。

後半10分。中田晴が中央を抜け出してGKと1vs1。冷静にループシュートを決め、リードを奪う。

さらに、またもクロスから真島が今リーグ戦2試合、3発目となるヘディングシュートで勝負を決める。


チームの勢いがそのまま試合に出た素晴らしいゲーム。同点に追いつかれても勝ちきることができたことが非常に素晴らしい。Bチームでも腐らずチームを引っ張る2年生。その姿を他の部員がどのようにとらえて行動してくれるか。そこでチームは大きく変わる。今後に期待したい。

西播リーグ3部 2勝0敗 勝点6 2位



大雨の中対戦して下さった龍野高校、網干高校のみなさん、審判をして下さった先生方ありがとうございました。また、大変な天候の中、たくさんの応援、送迎をしてくださった保護者のみなさま、いつもありがとうございます。これからもご支援、ご協力、よろしくお願いします。



2016年2月11日木曜日

2016西播リーグ1節

赤穂A 1-2 龍野北 (1-1) (0-1) 40分×2

得点:山本樹(寺内)



赤穂B 2-0 別所 (2-0) (0-0) 40分×2

得点:真島2(山根2)


西播リーグ1節を戦いました。


<赤穂A>







右サイドからの展開を中央で受けた山本が前を向く。左SB高浜のオーバーラップの動きに相手DFがつられシュートコースが開いたところを見逃さずミドルシュート。これが決まり先制。

しかし、気が緩んだ一瞬の隙を突かれる。サイドを破られ、逆サイドにあわせられて失点。

その後もチャンスは作るもののバーに当たったり詰めきれなくて得点できない。


サポートの距離と運動量、攻守に渡って観ておくことを修正して後半に臨む。


ボールは動き始めるがラストパスの精度や最後の部分でなかなか合わすことができない。

そんな中ラスト10分。CBがボランチへのパスを相手に奪われそのままサイドを突破される。逆サイドのカバーは間に合ったがシュートコースが切れていたにもかかわらずGKのタイミングが合わずに失点。

得点と失点が試合開始と終了の10分間に起こる残念な逆転負け。勝負になった時に自分たちの甘さが出る。力を発揮できなかった。逆転しに行く雰囲気を作りきれなかった。日々の生活の隙が如実に出た試合となった。



<赤穂B>





立ち上がりの入りが悪く相手に押し込まれる。テクニックのある選手に簡単に飛び込み危ない展開が続く。また、ポジションごとにやりたいことが違い、チームとしてなかなか上手くいかない。

20分ぐらいフィットせずにボールを下げてばかりの展開でなかなか前にボールが入らない。

しかし、相手の勢いが少し落ちたところに背後への良いアクションから右サイドを突破しクロスを入れ得点。2点目も勢いそのままに同じ形で追加点。

その後も球際で負けない守備と、丁寧にボールを扱いながら攻撃を重ねるがなかなかシュートチャンスまでは作れない。追加点が奪えないまま試合終了となった。

ビルドアップから丁寧にボールを扱いながら良いアクションで再三サイドを突破しようとした戦い方には見所が多く、初戦で無事勝ち点3を獲得出来たことは評価できる。が、追加点を奪えなかった部分はまだまだ課題である。




本日は試合をして下さった龍野北高校、別所高校のみなさん、審判をして下さった審判の先生方、ありがとうございました。またよろしくお願いします。












2016年2月7日日曜日

TM vs 六甲アイランド

2016.2.7(日)@赤穂高校G


赤穂A 2-1 六甲アイランド (0-0) (1-1) (1-0) 35分×3

得点:山本樹


赤穂B 2-0 六甲アイランド (2-0) (0-0) 30分×2

得点:谷口、中田


リーグ戦開幕直前のTM。


学校行事等でなかなかそろってトレーニングできない中、思うように試合を進めることができない。


リーグ戦開幕を控え気持ちは少しずつ整ってきたが、やろうとする部分とできることとの差をなかなか埋めきれない。


リーグ戦に向けて、今できることの強みを発揮して戦いながら、できないことをできるようにしていく作業にもっと時間をかけないといけない。


戦っているチームに勝った負けたではなく、チーム内競争を活性化し、仲間こそがライバルとなるチームになってこそ、本当の結果がついてくる。


今はまだ目先のことしかできてない。本当の意味で強くなっていこう。





六甲アイランド高校の皆さん、長い距離を早朝より移動して試合をしていただき、ありがとうございました。また、よろしくお願いします。リーグ戦もお互い頑張りましょう。












TM vs ASハリマアルビオン

2016.2.6(土)@播磨光都サッカー場


赤穂(1年) 4-1 ASハリマ (1-0) (1-0) (1-0) (1-1) 40分×4

得点:田口2、寺内、清水



プレナスなでしこリーグ2部所属のASハリマアルビオンさんに声をかけていただき、試合をさせていただきました。


カテゴリーが違うということで、スピード・パワーに差がありましたが、止める・蹴る、相手を見た駆け引き、パス&ムーブの点において完敗でした。自分たちの未熟さを痛感する良い機会となりました。


試合をしていただいたASハリマのみさなん、どうもありがとうございました。また、よろしくお願いします。












2016年2月1日月曜日

TM vs 福崎、滝川第二

2016.1.31(日)@赤穂高校G、赤穂海浜SC


赤穂A 0-0 福崎 (0-0) (0-0) 30分×2 



赤穂B 1-3 福崎 (1-0) (0-3) 30分×2 

得点:真島



赤穂A 0-2 滝川第二 (0-0) (0-2) 30分×2 



赤穂B 0-9 滝川第二 (0-4) (0-5) 25分×2 



午前中は福崎高校と本校で、午後からは滝川第二高校と赤穂海浜SCでTMを行いました。


vs 福崎

形になってきた攻撃のテーマを変え、違う戦い方をしようと試みる。
が、ポジションによってやりたいことが違い、共有できずボールの失い方が悪く選手間の距離も遠い。また、心にもすきがあり慌ててしまい全くいい部分が出せなかった。反省の多い試合となった。


vs 滝川第二

集合時の集中力、アップの雰囲気、戦う姿勢、メリハリ。どれをとっても参考になった。全国制覇を経験し、本気で全国で戦うことを目的としている集団の本気さが伝わってきた。そんなチームと負けないように試合をすることで赤穂の選手たちの表情にもいつも以上の真剣さが見られ、必死にボールを追いかけている表情がどこか楽しそうだった。一生懸命の中に楽しさを見出している姿に見ているこちらまで楽しくなる試合だった。



福崎高校、滝川第二高校のみなさん、試合をして下さりありがとうございました。また、よろしくお願いします。