1/21(土)@宝塚北
新人大会1回戦
赤穂 1-2 星陵 (1-1)(0-1)
得点:田口
グランドコンディションがあまり良くない中、ロングボール中心の戦いを選ぶ。
立ち上がりから2ndボールをしっかり拾い、相手コートで試合を進める。
ただし、アタッキングサードに入ってからのアイデアが乏しく、慌てて縦パスを選択してしまうシーンが多くチャンスを作れない。
そんな中、良い形でボールを奪い、中盤にスペースができたところでDFの背後にうまく飛び出す。
キャプテンがサイドネットにしっかり決めて先制に成功する。
この先制点で勢いに乗るかと思われたが、リスクを回避し攻撃時の距離が広がり、今度は相手にボールが収まり始める。
長いボールをDF背後で収められ、CKの回数が増える。
前日にもCK の守備練習はしたものの中央で合わせられ同点に追いつかれる。
その後もピンチは続くも前半は1-1で終える。
後半は
・リスクを負ってでも攻撃時にボールホルダーを追い越すこと
・ボールを中心に良い距離感の攻撃をすることで攻から守の切り替えも早くし、クリアーボールを回収すること
を改善し、試合に臨んだ。
狙い通り少しずつペースを取り戻し、相手コートでの展開が増えてくるものの、チャンスを作り切れない。
逆に高いDFラインの背後を相手FWにうまく使われるもGKの果敢な飛び出しによりゴールは奪われない。
膠着した展開の中から左サイドを一瞬のすきを突かれ逆転を許す。
ボールが収まりにくくなっていた部分を選手交代によって改善し、何度かチャンスを作るも同点に追いつくことができない。
時間は十分にあったものの慌てて、縦へのボールばかりになったり、同サイドの展開ばかりで単調な攻撃になってしまい、決定機は作れず試合終了。
試合をコントロールする力が選手、スタッフに足りず残念な敗戦となった。
耐えて、耐えてカウンターのサッカーから少しずつボールを握る時間も増えるようになってきた。
逆にここが壁。
こういう展開で勝ちきることの方が難しい。
上手い、強い、速い、できる
だけでは、勝負は勝てない。
ボールを多く触り、支配しポゼッションを高めたからといって勝てるわけではない。
まだまだ備わってないその先の「個の力」を高めるべき課題を伸ばしていかなければならない。
惜しいで終わる選手は二流。
ほど遠いと足元を見つめなおす選手、チームでありたい。
対戦していただいた星陵高校のみなさん、会場係りをしていただいた宝塚北高校のみなさん、審判をしていただいた先生方、どうもありがとうございました。
また、遠く宝塚まで応援に駆け付けてくださった保護者や学校関係者のみなさん、いつもありがとうございます。
2月にはリーグ戦が開幕します。県リーグ昇格に向けて頑張っていきたいと思います。
今後とも、お力添えをよろしくお願いします。
西播の代表として出場し、勝てなかったことに反省は尽きません。
また、勝たせてあげられなかった指導者としての力の無さに悔しさばかりが残ります。
私のサッカー指導者人生は一生。
しかし、選手の高校3年間は一瞬で一度きり。
今の選手、今の仲間としか出来ないことを求めて諦めることなく邁進していきたいです。